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英語マメ知識

初詣を英語で説明しよう!簡単な言い方から詳しく解説する例文をご紹介

初詣 英語

この記事では、初詣に関して、外国の人たちに理解してもらうため、英語で説明できるように、例文などを交えて、簡単な言い回しから詳細な解説までをご紹介していきます。

初詣は、日本人にとって欠かせない年初めの伝統行事ですよね。

年の始まりに、あるいは、年末から年始にかけて神社やお寺に赴き、自身や家族の幸福や健康、願望成就、また、旧年を無事に過ごせたことに対する感謝の気持ちなど、年の初めに様々な思いを添えて神々に祈りを捧げていく、行事になっています。

そんな日本の伝統行事である初詣を外国の人たちに分かりやすく説明できるよう、改めてその由来や意味などを分かりやすく説明しながら、英語の例文を紹介していきます。

 

初詣を簡単・シンプルに英語で説明する例文を3つご紹介!

先ずは、初心者でも説明できる簡単な例文を3つご紹介していきます。

In Japan, there  called "Hatsumode"is a custom where people go to visit shrines or temples at the beginning of the year to make their wishes come true.

訳:「日本には、願い事を叶えるために、年の初めに神社やお寺にお参りに行く「初詣」というしきたりがあります。」

 

Hatsumode is the event of praying to the gods.

訳:「初詣は、神様にお祈りをする行事です。」

 

「the event of praying」が、「お祈りをする行事」です。

「to the gods」が、「神様に」と訳します。

 

Almost all Japanese people visit shrines or temples for Hatsumode.

訳:「ほとんどの日本人は、初詣のために神社やお寺に訪れます。」

 

「shrines」は神社、「temples」が「お寺」です。

※外国では、「shrines」は遺骨を納めた聖堂、「temples」は礼拝堂として、場所としての広範な意味に捉えられます。イメージとしては、神社は聖人などの遺骨を納めた建物、お寺は、聖地や神殿となります。

 

3.Hatsumode is a visit to shrines or temples from the end of the year to the beginning of the year.

訳:「初詣は、年末から年始にかけて神社やお寺に行きます。」

 

「 from the end of the year to the beginning of the year」が、「年末から年始にかけて」と訳します。

※「Hatsumode」は、英語ではありません。日本語をローマ字表記にしたものです。

 

少し詳しく初詣を英語で説明する例文3つ

次に、上記の例文よりも、少し踏み込んで詳しく説明する例文をご紹介していきます。

Hatsumode is written as "first time" or "pilgrimage" and its meaning is to visit a shrines or temple for the first time.

訳:「初詣は、「初めて」、「詣でる」と書き、その意味は、初めて神社やお寺に行く」という意味です。

 

「pilgrimage」が「巡礼」、「遍路」という定義になっています。

※外国の宗教では「詣でる」という言葉は馴染みが薄いです。この「pilgrimage(ピルグリム)」「巡礼」、「遍路」が妥当でしょう。

日本の例としては、四国にある空海ゆかりの四国八十八箇所の神社やお寺を回る「お遍路さん」のイメージが理解の助けになります。

 

Hatsumode is a traditional Japanese event with a long history, held at shrines or temples all over Japan.

訳:「初詣は、日本全国にある神社やお寺で行われる(た)、歴史ある日本の伝統行事です。」

 

ここでは、「held at 」の使い方をご説明します。「~で開催された」という意味です。「held」は「hold」の過去形、「at」は後ろに場所などが来る場合の前置きの言葉、前置詞としてよく使われます。

 

Hatsumode is a traditional event that every Japanese person knows or has experienced.

訳:「初詣は、日本人なら誰でも知っている、または経験したことのある伝統行事です。」

 

「experienced」が、「経験を積んだ」、「経験豊かな」、「ベテランの」、「老練な」という意味で、「experience(経験)」よりも、より深い意味合いに捉えられます。

 

さらに詳しく初詣を英語で紹介する例文3つ

Most Japanese people go out for Hatsumode from December 31 to January 3.

訳:「ほとんどの日本人が、12月31日の大晦日から1月3日にかけて初詣に出かけます。」

 

「go out for 」が、「~にかけて出かけます。」です。

 

December 31st is called "Big Eve" In Japan, because it's the last day of every month called “Eve”, and the last day of the last month of the year.

訳:「12月31日を、日本では「大晦日」と呼んでいます。その意味は、毎月の一番最後の日を晦日と呼び、さらにその年の最後の月の晦日なので、「大晦日」と呼ばれています。」

 

The period from January 1 to January 3 is called the three days of the New Year, and it’s known as a steadfastness holiday.

訳:「1月1日から1月3日までを正月三が日と呼ばれていて、不動の祝日として、知られています。」

 

「steadfastness」が、「確固たる」「不動」という意味です。

 

日本の初詣文化の意味や起源、由来を英語で説明する4つの例文

しめ縄

初詣の歴史は、古くは平安の時代、年末から年始にかけて行われ、家長たちが地域の氏神神社に籠り、来年の豊作を祈る「年籠り」という風習から始まりました。

年籠りは、12月31日大晦日の夜、除夜の鐘をならす行事に出掛ける「除夜詣」と、1月1日元日の朝に出掛ける「元日詣」というものに分かれていったとされています。

初詣は、その2つのうちの「元日詣」が原形になっており、その後、時代ともに変わっていったものです。

明治中期ごろまでは「除夜詣」と「元日詣」というスタイルでしたが、鉄道会社と神社のキャンペーンを切っ掛けに、現代の初詣の形、元日の朝に神社やお寺などに参拝に行くというスタイルに変わっていきました。

しかし、まだ現在でも、地域によっては、この「除夜詣」と「元日詣」というスタイルを取り入れているところもあり、大晦日の夜に氏神神社に参拝をして、いったん自宅に戻り、翌朝元日に再び参拝します。このスタイルは、「二年参り」と呼ばれています。

さて、この章では、初詣文化に関する意味や起源、由来など、英語で説明する際に使える例文を4つご紹介していきます。

 

Hatsumode began in the Heian period (794-1185).

訳:「初詣は、平安時代に始まりました。」

 

The original style of Hatsumode was to stay at a shrines from the end of the year to the beginning of the year. This is known as "nen-gomori".

訳:「初詣は、元々は、年末から年始にかけて神社に籠るスタイルでした。このことは、「年籠り」と呼ばれています。」

 

Until around the Edo period (1603-1868), people worshipped at shrines or temples located in the direction of good fortune for the year from where they lived.

訳:「江戸時代ごろまでは、自分の住んでいる地域から見て、その年の縁起の良い方向にある神社やお寺に参拝していました。」

 

「worshipped」は、「worship」の過去形です。「worship」は、「礼拝に出る。」という意味、「神様を崇拝する。」という意味合いになります。ここでは、「参拝」と使っていますが、イメージとして、神様を崇拝する儀式と捉えると理解の助けになるでしょう。

「 located」は、「位置する。」という意味、「direction」は、「方向」です。

 

The original style of Hatsumode was "jyoyamode," going out on New Year's Eve for the event of ringing the New Year's bell, and "Ganjitsumode," going out on the morning of New Year's Day.

訳:「初詣は、元々、大晦日の除夜の鐘を鳴らす行事に出かける「除夜詣」と元日朝に出かける「元日詣」というスタイルでした。」

 

初詣へ参拝する新年やお正月の時期を英語で説明しよう!

初詣 時期

初詣に参拝する時期はいつになるのでしょうか。初詣の歴史でもお伝えしましたが、比較的、元日の朝に神社やお寺に出かけるのが一般的で、通例になっています。

しかし、地域によっては、年末の大晦日の夜に一度参拝し、翌元日の朝にも参拝するというスタイルを取り入れているところもあります。

最近では、大晦日の夜から翌元日の朝にかけて、神社やお寺に赴いて参拝する人たちが多いですね。

 

The first visit to the shrines or temples is made from the night of New Year's Eve, December 31st, to the morning of the following New Year's Day.

訳:「初詣は、12月31日の大晦日の夜から翌元日の朝に参拝します。」

 

The first visit to the shrines or temples is usually made between January 1st and 3rd.

訳:「初詣は、1月1日から3日の間に参拝します。」

 

In Japan,The period from January 1 to 7 is known as the New Year.

訳:「1月1日から7日の期間が、お正月と呼ばれています。」

 

おみくじを英語で説明しよう!例文を3つご紹介

おみくじ 英語

おみくじは英語で「fortune paper」や、「fortune-telling slip」と言います。

「おみくじ」という日本の言葉は外国人は知りませんが、「fortune cookies」は外国でも中華料理店のカウンターに置いてあるので馴染みがあるので、「fortune paper」と言えば意味は伝わるでしょう。

以下が、それぞれのおみくじの意味の英訳です。

大吉 - Excellent luck
吉 - Good luck
中吉 - Fair luck
小吉 - A little luck
吉 - Semi-good luck
凶 - Bad luck
大凶 - Worst luck

それでは、以下に「おみくじ」を使った英語の例文をご紹介しますね!

 

Pull the omikuji to predict your fortune for the year.

訳:「おみくじを引いて、今年の運勢を予測する。」

 

「predict」は、「予測する」という意味です。

 

I got a great fortune in the omikuji, so this will be a good year.

訳:「おみくじで大吉を引いたので、今年は良い年になるだろう。」

 

I feel gutted that I pulled a big bad luck in the fortune .

訳:「おみくじで大凶を引いてしまって、がっかりだ。」

 

「gutted」は、英国のスラングで「がっかりする」という意味です。

 

着物を初詣に着る伝統を英語で説明しよう!

着物 英語

着物は海外では英語に訳さなくても「kimono」と言えば通じます。

ただ外国人は、着物はいつ着る物なのかを知らないので、初詣に着る伝統がある事を以下の例文を使い教えてあげましょう!

 

I wore a kimono and went out to Hatsumode.

訳:「着物を着て、初詣に出かけた。」

 

The only time I wear a kimono is when I go to Hatsumode.

訳:「初詣に行くときくらいしか、着物は着ない。」

 

It feels so good to wear a beautiful kimono.

訳:「美しい着物を着るのは、とても良い感じです。」

 

屋台や夜店を英語で説明しよう!

屋台 英語

屋台はアジアには深く根付いている文化ですが、最近では欧米でも良く見かけるようになりました。

ただ、欧米ではワゴンなどを改装した「food truck」という形態の方が主流です。

日本の屋台の形態は、Stallやstand と訳せますよ。

それでは、屋台を使った例文を以下に紹介していきますね!

I scooped goldfish at a stall.

訳:「屋台で金魚すくいをやった。」

 

「stal」は、「露店」という意味です。

「scooped」は、「 scoop(すくう)」の過去形です。

 

I ate okonomiyaki at a food stall.

訳:「屋台でお好み焼きを食べた。」

 

It's fun to see variety of food stalls when I go on a Hatsumode.

訳:「初詣に行くと、たくさんの種類の屋台があって楽しい。」

 

お賽銭をあげる行為を英語で説明しよう!

お賽銭 英語

 

初詣に参れば必ず行う事と言えば、お賽銭をあげる事ですよね!

以下にお賽銭の英語での説明の仕方と例文をご紹介します。

 

Osaisen is the act of putting money into the offering box at shrines and temples.

訳:「お賽銭は、お賽銭箱にお金を入れる行為です。」

 

「putting」は、「put(入れる)」の現在進行形です。

「act」は、「行う」です。

 

It is up to you how much you put into the offering box.

The amount of money for the Osaisen is decided by you.

訳:「お賽銭の金額は、あなた次第です。」

「up to ~」は「~次第」という意味です。

 

5 yen, pronounced [Goen」has a meaning of [encountering good luck, this is the reason why many people offer a 5 yen into offering box.

訳:「お賽銭に5円玉を使う人が多いです。理由は、ご縁(5円)があるようにという意味です。」

「offering」は、「offer(捧げる)」の現在進行形です。ここでは、神様にお金を捧げるお賽銭という意味に取ると良いでしょう。

 

お守りを英語で説明しよう!

お守り 英語

お守りも、日本独特の文化ですね。

初詣には欠かせないお守りも、英語で外国人に説明してみましょう!

 

A good luck charm is an item that you wear to make your wishes come true.

訳:「お守りは、願い事を叶えるために身につけておくアイテムです。」

 

「A good luck charm」がお守りにあたる英語の表現です。

 

A good luck charm is an item that protects you from accidents and illnesses.

訳:「お守りは、事故や病気から守ってくれるアイテムです。」

 

Having a good luck charm makes me feel safe.

訳:「お守りを持っていると安心します。」

 

絵馬を英語で説明しよう!

絵馬 英語

The Ema is an traditional Japanese item on which you write your wishes at shrines and temples.

訳:「絵馬は、神社やお寺で願い事をかくための日本の伝統的なアイテムです。」

 

It’s said that if you write your wish on an Ema and deliver it to a shrine or a temple, your wish will come true.

訳:「絵馬に願い事を書いて神社やお寺に納めると、その願いが叶うと言われています。」

 

破魔矢って英語でどう言うの?

破魔矢 英語

Hama-ya is used to ward off evil spirits.

訳:「破魔矢は、魔除けに使われます。」

It’s said that holding a Hama-ya will get rid of evil spirits, evil intentions, evil ways, and evil minds that hinder one's goals and desires.

「破魔矢を持っていると、目標や願望などを邪魔する邪気・邪意・邪道・邪心が取り払われると言われています。」

 

Company executives and businessmen often buy Hama-ya.

訳:「経営者やビジネスマンなどが、よく破魔矢を買っていきます。」

 

初詣に関する会話を英語でしてみよう!感想を伝える例文を7つご紹介

初詣 感想 英語

Which shrines or temples do you go to for Hatsumode?

訳:「初詣は、どこの神社かお寺に行きますか?」

 

What kind of wish do you make at Hatsumode?

訳:「初詣で、どのようなお願いごとをしますか?」

 

It was very crowded when I went to Hatsumode and made me exsausted.

訳:「初詣に行ったらとても混んでいたので、疲れ切ってしまいました」

「exsausted」が、「疲れ切る・消耗する」という意味です。

 

I invited a boy who I had a crush on to go Hatsumode with me.

訳:「片思いの相手を初詣に誘いました。」

「crush on」が、「片思いの相手」という意味です。

 

I will go to Hatsumode with my family

訳:「家族といっしょに初詣に行きます。」

 

I ate okonomiyaki at the food stall on Hatsumode .

訳:「初詣の屋台でお好み焼きを食べた。」

 

I decided not to go to Hatsumode this year.

訳:「今年は、初詣には行きません。」

 

外国人を初詣に誘う英語の例文を3つご紹介

初詣の事を英語で一通り説明したら、是非外国人の方を初詣に誘ってみましょう!

Would you like to go to Hatsumode with me?

訳:「わたしといっしょに初詣に行きませんか?」

 

Let's go to Hatsumode with me and get a fortune.

訳:「わたしといっしょに初詣に行って、おみくじを引きましょう。」

 

I know a great templle for Hatsumode. May I invite you to come with me?

訳:「初詣にとても素晴らしいいお寺を知っているんです。私と一緒に行きますか?」

 

初詣を英語で説明【まとめ】

日本には、長い歴史を持つ伝統行事がたくさんあります。その中でも、ほとんどの日本人が、いえ、誰一人として知らない人はいない伝統行事「初詣」という行事があります。

初詣は、年の初めに新たな気持ちでその年の仕切り直しをする、自分が慣れ親しんだ神々にそのことを報告に行き、そして、旧年を無事に過ごせたことを感謝す。

そのような意味合いを持つ初詣、初詣があるからこそ、また新たな気持ちでスタートしようという気分を与えてもらえます。

初詣は、「初心忘るべからず(物を学ぶに際して重要なことは、学び始めたころの心を忘れないことである。)」ということを諭してくれる、年初めの神様からのやさしいプレゼントなのかもしれませんね。

ぜひ、外国人にもこの日本の素晴らしい伝統を説明してあげて下さいね。

大晦日について英語で案内したい人は、以下の記事をチェックして下さい。

【参考記事】大晦日を英語で説明しよう!

 

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