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オーストラリアの虫はでかい!遭遇すると衝撃的な大きな蜘蛛や昆虫などを紹介!

オーストラリア虫でかい

留学や旅行を予定してるけど、オーストラリアの虫はでかいの心配していませんか?

Twitter(X)やInstagramなどのSNSを見ていたら、オーストラリアの衝撃的な生物画像が流れてくることがありますよね。

壁一面を覆うようなクモや、腕ほどもあるナナフシなど……。

これらを見ると「こんな国で暮らせない!」と思うかもしれません。

しかし、在住者の視点から言うと、「確かにオーストラリアにはでかい虫がたくさんいるが、毎日毎晩、怪獣映画のような生活をしているわけではない(ただし、会う時は会う)」というのが正直なところです。

今回は、私の息子が泣き叫んだ巨大蛾のエピソードや、私自身が痛い目を見た体験談を交えながら、オーストラリアの巨大虫事情についてリアルにお伝えします。

著者

shizuka

オーストラリア在住歴14年!

メルボルン・ゴールドコーストと渡り歩いたあとに、南オーストラリアに定住。

TOEIC975点持ちの元オンライン英会話講師「しずか」がリアルなオーストラリア情報をお届け!

オーストラリアの虫はでかいと言われる代表的な種類を紹介

オーストラリアの虫はでかいとネットや口コミで話題になる、主役級の昆虫たちをまずは整理してみましょう。

これらは「都市伝説」ではなく実在します。まずは敵(?)を知ることから始めましょう。

名前特徴サイズ感遭遇頻度
ハンツマンスパイダー
(Huntsman Spider)
毛深く、足が速い蜘蛛。毒は弱いがインパクト大。手のひらサイズ
(約10〜15cm)

(家の中にも出る)
ジャイアントウッドモス
(Giant Wood Moth)
世界最大級の蛾。重厚感がある。羽を広げると
20cm以上

(郊外や夜の明かり)
ナナフシ
(Stick Insect)
木の枝に擬態。とにかく長い。20〜50cm
(庭や公園)
ブルアント
(Bull Ant)
巨大なアリ。攻撃的で毒針を持つ。2〜4cm
(アリとしては巨大)

(公園や庭の芝生)

オーストラリアの虫ででかい代表格、ハンツマンスパイダー (Huntsman Spider)

オーストラリアの虫ででかいやつと言えば、まず名前が挙がるのがこのハンツマン(アシダカグモの仲間)です。

これは本当に日常的にいます。

私の家でも、足を広げると10cmほどのものがよく壁に張り付いています。

最初は悲鳴を上げていましたが、彼らはゴキブリを食べてくれる益虫であり、こちらから手を出さなければ無害です。

ただ、ふと見上げた天井や車を運転している時に、突然おにぎりくらいの黒い影がある時の心臓への負担は、何年住んでも慣れません。

オーストラリアの虫はでかいと実感した巨大蛾 (Giant Wood Moth)

オーストラリアの虫はでかいと私が震え上がり、子供がトラウマになりかけたのが、この巨大な蛾(Giant Wood Moth)です。

ある日、車で遠出をしてガソリンスタンドに寄った時のことです。

私が店内に料金を支払いに行き、車に戻ってくると、車内で待っていた小学校低学年の息子がギャン泣きしているではありませんか。

「どうした!?」と慌てて聞くと、息子はパニック状態で自分の太ももを指差しました。

「足に止まってどかない!」と泣き叫ぶその先を見ると、羽を広げた状態で幅が20cmはある、とてつもなく巨大な蛾が、息子の太ももにドシッと鎮座していたのです。

蛾というより、もはや「鳥」に近いサイズ感と重量感。

あれは大人でもビビります。持っていたハンドバッグを振り回して、なんとか追い払うことができましたよ。笑

オーストラリアの田舎や夜のガソリンスタンドは、光に集まる巨大昆虫の博覧会状態になることがあるので注意が必要です。

オーストラリアの虫ででかいのは隠れるのが上手なナナフシ (Stick Insects)

オーストラリアの虫ででかい種類の中には、木の枝に擬態してひっそりと暮らすナナフシもいます。

庭木の手入れをしていると、突然「枝」が動き出して驚くことがあります。日本のナナフシとはスケールが違い、30cmを超えるものも珍しくありません。

無害ですが、その異様な長さとエイリアンのような見た目に、初めて見る人は言葉を失います。

 

Xで見つけたオーストラリアのでかい虫を一挙にご紹介!

ここからは、Xで見つけたオーストラリアのでかい虫に関する投稿を、一挙にご紹介していきますね!

虫嫌いの人は要注意です!

オーストラリアのでかい虫①:Queenslandで見つかった巨大ミミズ

これだけでかいと、もはやミミズには見えませんね・・

オーストラリアのでかい虫②:北オーストラリアの森に生息するジャイアントステイックインセクト

Stick Insectは茶色や緑、青っぽい色など色々いますが、これはカマキリに見えますね。

オーストラリアのでかい虫③:ABCニュースで報道された38cmの新種ステイックインセクト

これは、報道の価値ありですよね。

オーストラリアのでかい虫④:我が家のリビングにもよく出る巨大ハンツマン

毒はなく危害はないとは分かっていても、ビビるでかい蜘蛛。

出るたびに、なんとかコップで捕まえて外に出してます。笑

オーストラリアのでかい虫⑤:まるでエイリアンのような青いステイックインセクト

よくこんな生き物、手に載せられますよね。

オーストラリアのでかい虫⑥:モスラー顔負けの巨大蛾

小さい蛾も嫌いなのに、こんなでかい蛾に遭遇したらもう・・恐怖

オーストラリアのでかい虫⑥:East Kimbereleysで見つかったジャイアントインセクト

羽があるってことは、飛ぶってことですよね・・

オーストラリアのでかい虫⑦:2.5cmはある巨大アリ・インチアント

私の足の親指を噛んできたのは、左下のインチアンツと呼ばれる巨大蟻です。

オーストラリアのでかい虫⑧:手のひらサイズの芋虫

翼幅27cmにもなる、オーストラリア最大の蝶・ヘラクレスサン(Coscinocera hercules)です。

オーストラリアのでかい虫⑨:40cmのカマキリ?

ほんと、よく皆んな手で持てるよね。

オーストラリアのでかい虫➉:みんなの人気者?ハンツマン

いくら毒がないと行ったて、顔を這い回るのは・・

オーストラリアのでかい虫⑪:もはや1mはある?ステイックインセクト!

オーストラリアのでかい虫で危険な種類はいる?

オーストラリアの虫ででかいからといって、必ずしもすべてが危険というわけではありませんが、中には「反撃」してくる武闘派もいます。

ここで注意したいのが、見た目の大きさよりも「攻撃性」です。

ハンツマンのような巨大グモは見た目が怖いだけで温厚ですが、逆に注意すべきは「Bull Ant(ブルアント)」や「Inch Ant(インチアンツ)」と呼ばれる巨大なアリです。

これらは体長数センチと、アリにしてはオーストラリアの虫らしくでかいのですが、性格が非常に凶暴です。

以前、私がビーサン(ビーチサンダル)を履いていた時のこと。

足元にいたブルアントを靴底で踏んで駆除しようとしたら、なんと怒ったアリが威嚇するように前足?を天に掲げ反撃してきて、ビーサンの隙間から私の足の親指を強烈に噛んだのです。

その瞬間、大人が泣くほどの激痛が走りました。

ハチに刺されたような鋭い痛みと腫れが数時間続き、靴で踏めばよかったと後悔しました。

オーストラリアの虫は、でかいだけでなく気も強いので、ビーサンで戦おうとしてはいけません。

オーストラリアのでかい虫との遭遇を避ける3つの方法

オーストラリアのでかい虫に、できるだけ会わずに生活するための具体的な対策を3つ伝授します。

オーストラリアのでかい虫を防ぐ方法①:「バリアスプレー」の徹底

オーストラリアの虫ででかい侵入者を防ぐには、入居初日のバリアスプレーが最強の防御策です。

スーパーマーケットで売っている「Outdoor Barrier Spray」や「Surface Spray」を購入し、家の外周、窓枠、ドアの隙間に徹底的に撒いてください。

これをやるだけで、ハンツマンやゴキブリの侵入率は激減します。結界を張るイメージです。

Bunningsに行けば、色々なタイプのスプレーが売っていますよ。

オーストラリアのでかい虫を防ぐ方法②:洗濯物の取り込み注意!

オーストラリアの虫ででかいやつは、干してある洗濯物に紛れ込んで侵入することがよくあります。

特にハンツマンやカメムシの仲間は、洗濯物の裏側に隠れるのが大好きです。

取り込む際は、必ずバサバサと振って、何も付いていないか確認してから家の中に入れましょう。

知らない間に背中に巨大な虫が張り付いている……なんて事態は避けたいものです。

オーストラリアのでかい虫を防ぐ方法③:徹底した生ゴミ管理!

オーストラリアの虫ででかいゴキブリなどを呼ばないために、生ゴミの処理は日本以上に徹底しましょう。

オーストラリアのゴキブリも巨大です。

彼らを呼び寄せると、それを捕食するためにハンツマンもやってきます。

生ゴミは新聞紙に包んで冷凍庫に入れるか、蓋付きのゴミ箱に厳重に捨てること。

餌がなければ、巨大な虫たちもわざわざ家の中には入ってきません。

オーストラリアのでかい虫に関するよくある質問5つ

オーストラリアのでかい虫ついて、よく聞かれる質問にQ&A形式で答えます。

Q1. ホテルや高層マンションなら大丈夫ですか?

オーストラリアの虫ででかいやつでも、高層階(3階以上)にはあまり上がってきません。

ただし、エレベーターに乗ってきたり、配管を伝ってくることはあるので油断は禁物です。

Q2. ハンツマンが出たら殺すべきですか?

オーストラリアの虫ででかいですが、ハンツマンは益虫です。

殺虫剤を撒き散らすと部屋が汚れるので、できれば容器で捕まえて外に逃がすか、ペパーミントスプレーなどで追い払うのが現地流です。

Q3. 車の運転中に巨大な虫が出たらどうすればいいですか?

オーストラリアの虫ででかいハンツマンは、よく車のサンバイザーの裏に隠れています。

運転中に落ちてきても、絶対にパニックになってハンドルを離さないでください。

「彼らは噛まない」と自分に言い聞かせ、安全な場所に停車してから追い出しましょう。

Q4. 日本の殺虫剤は効きますか?

オーストラリアの虫はでかいため、日本の殺虫剤では致死量に至らず、暴れ回られることがあります。

現地のスーパーで売っている「Mortein」などの強力な殺虫剤を現地調達することをおすすめします。

Q5. 一番虫が多い季節はいつですか?

オーストラリアのでかい虫が活発になるのは、やはり夏(12月〜2月)です。

特に雨が降った後の蒸し暑い日は遭遇率が上がります。

オーストラリアのでかい虫に関するまとめ

オーストラリアにはでかい虫がいるのは事実ですが、正しい知識と対策があれば過度に恐れる必要はありません。

  • 日常的に会うのはハンツマン(10cm級)くらい。
  • ガソリンスタンドや郊外では20cm級の蛾に会うこともある。
  • ビーサンで戦うと痛い目を見る(ブルアントには注意)。
  • バリアスプレーと洗濯物の確認で、侵入はかなり防げる。
  • 靴やブーツは履く前に蜘蛛が入っていないか振って確認する。
  • 洋服やベッドリネンなどを床におかない

「でかい虫もオーストラリアの大自然の一部」と割り切り(諦め?)、遭遇した時は「ネタができた!」と写真を撮るくらいの度胸を持って、オーストラリア生活を楽しんでくださいね。

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